ハーフミラーの特徴などについて

ハーフミラーとはその名前のとおり、鏡の性質を一部持っていることを指します

普通の鏡は光をほぼ完全に反射することで姿見に利用されたり、その他にも生活のあらゆるシーンで様々に利用されています。

ハーフということは必ずしも50%を意味しませんが、イメージ的にはそれで間違っておらず、当たった光を完全に反射するのではなく半分程度反射し、残りの半分はそのまま透過させるようなもののことです。

ガラスに金属膜を作ることで光を反射させるのですが、その厚みを調整することでハーフミラーにすることができます。

これは、状況によっては鏡として働くこともあれば、単なる普通のガラスのように振舞うこともあって、こちらも鏡と同じように様々に活用されています。

例えば、商業施設とかオフィスビルなどを外から見上げた場合、窓は光を透過するというよりも反射して鏡のように見えることがあります。

これは光の加減次第では普通のガラスでも同じようなことが起きるものの、より意識してこの状態になるように加工した製品も存在しています。

内部にいる人からは、窓は別に鏡のように反射して自分の顔が映るわけではなくて外の景色が見えることになるのです。

身近なところでは、スマートホンの画面に貼る保護フィルムにも似たような効果を持つものがあって、電源を入れていないときには光を反射してミラーとして使うことができる一方、電源を入れるとそのようなことはなく普通に画面が見えたりします。

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